大人になってから、子どもの本を
開いたことはありますか?
私は大人になってから子どもを産むまでの間、
ほとんど絵本や児童書と縁のない生活をしていました。
でも最近、図書館や本屋で子ども向けの本を
探すようになってから、
懐かしい本と再会したり、
今まで知らなかった面白い本に出会ったりと、
子どもの本の魅力にどんどん引き込まれています。
中でも、柏葉幸子さんの『霧のむこうの不思議な町』と
再会した時は心が弾みました!
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それは、小学6年生の女の子、リナが過ごした、
「霧の谷の町」での不思議な夏休みのお話。
小学生の頃、時間を忘れて何度も読んだのを
懐かしく思い出しました。
登場人物がみんな魅力的で、お話のなかに
不思議でワクワクしてあたたかい空気が流れている。
大人になってから読んでも、
その空気はやっぱり変わらずそこにありました。
でも、昔読んだ時とは違って、
登場人物たちの言葉や行動の深みも、
主人公を霧の谷の町に送り出した
お父さんの気持ちも
わかるようになっていたりして、
年を重ねて違った見方ができるようになったことが
なんだか嬉しかったり。
大人になった今だからこそ、
あえて子どもの本を読んでみる。
そこには、新たな発見がたくさんありました。
▽▽柏葉幸子さんの他の書籍も
とっても面白いです!▽▽
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